est ザ ローション EXの違いを比較!あなたに合うのは?選び方は?
est(エスト)ザ ローション EXは、K・S・Tの3タイプが展開されていますが、「違いがよく分からない」「自分にはどれが合うの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
3タイプはそれぞれ配合成分や使用感が異なり、肌質や悩みによって最適なタイプが変わってきます。約7,000円という価格だからこそ、自分に合ったものを選んで失敗したくないですよね。
この記事では、est ザ ローション EX 3タイプの違いを成分・使用感・効果の観点から徹底比較し、肌質・悩み別の選び方まで詳しく解説します。
- 1. est(エスト)ザ ローション EXとは?
- 1.1. 2025年10月リニューアルの「新・砂漠ローション」
- 1.2. 3タイプ共通の特徴
- 2. est ザ ローション EX「K・S・T」3タイプの基本情報
- 2.1. Kタイプ(角化タイプ)の特徴
- 2.2. Sタイプ(酸化タイプ)の特徴
- 2.3. Tタイプ(糖化タイプ)の特徴
- 3. 3タイプの違いを徹底比較
- 3.1. 配合成分の違い
- 3.2. 使用感・テクスチャーの違い
- 3.3. 保湿力の違い
- 3.4. 医薬部外品と化粧品の違い
- 4. あなたに合うのはどれ?肌質・悩み別の選び方
- 4.1. 乾燥が気になる方
- 4.2. くすみ・透明感が気になる方
- 4.3. ハリ不足・エイジングサインが気になる方
- 4.4. べたつきが苦手な方
- 5. 実際の使用感レビュー
- 5.1. Kタイプの使用感
- 5.2. Sタイプの使用感
- 5.3. Tタイプの使用感
- 6. まとめ:迷ったらKタイプから始めるのがおすすめ
est(エスト)ザ ローション EXとは?
est(エスト)ザ ローション EXは、花王のプレステージブランド「est」から展開されている高機能化粧水です。2025年10月のリニューアルで「新・砂漠ローション」として生まれ変わり、極限の乾燥環境でも潤いが持続する設計が特徴となっています。
2025年10月リニューアルの「新・砂漠ローション」
2025年10月10日にリニューアルされたest ザ ローション EXは、「新・砂漠ローション」というコンセプトで開発されました。干からびても生き続ける極限乾燥環境生物「ネムリユスリカ」の研究から着想を得ています。
実際に使用してみると、朝つけた潤いが夕方まで続く印象がありました。エアコンの効いたオフィスで一日過ごしても、肌のつっぱり感が気になりにくくなります。角層細胞に潤いを与える処方で、乾燥が気になる大人の肌におすすめのアイテムです。
3タイプ共通の特徴
est ザ ローション EXは、K・S・Tの3タイプが展開されていますが、価格は本品140ml 6,930円(税込)、レフィル130ml 6,380円(税込)ですべて共通です。どのタイプにもest独自開発成分「エクトビオシス」が配合されており、高純度植物エキスは植物工場内の「est Plant」で独自の方法で精製されています。
使用感は、なめらかなとろみでみずみずしくなじむ感覚が特徴です。手のひらに出した瞬間から上品なアクアティックフローラルの香りが広がり、スキンケアタイムが心地よいものになります。3タイプすべてに花王独自の保湿成分が配合されており、基本的に高い保湿力を持っています。
est ザ ローション EX「K・S・T」3タイプの基本情報

est ザ ローション EXは、肌悩みや肌タイプに応じて選べる3つのバリエーションが用意されています。ここでは、各タイプの基本情報と実際に使用した際の特徴を詳しく見ていきましょう。
Kタイプ(角化タイプ)の特徴
Kタイプは化粧品に分類され、精製ローズマリー複合エキス(ローズマリー葉エキス配合)が特徴成分です。潤いを与えてキメを整え、ハリ感のある肌へ導く設計となっています。
実際に使用してみると、3タイプの中で最もしっとりとした使用感があります。朝のスキンケアで使用すると、ファンデーションがなじみやすく、夕方まで肌の潤いが続く印象がありました。精製ローズマリー複合エキスが角層に働きかけ、使い続けることでキメが整った印象になります。保湿成分の配合バランスも充実しており、迷ったらまずKタイプから試すのがおすすめです。
Sタイプ(酸化タイプ)の特徴
Sタイプは3タイプの中で唯一の医薬部外品で、有効成分L-アスコルビン酸 2-グルコシド(ビタミンC誘導体)が配合されています。精製セージ複合エキス(セージエキス、ローマカミツレエキス、チョウジ抽出液、キキョウ根エキス配合)が特徴で、潤いを与えながら明るい印象の肌へ導きます。
使用してみると、浸透の速さが印象的でした。肌にのせた瞬間、スーッとなじんでいく感覚があり、表面はさらっとしているのに内側は潤っている状態が続きます。医薬部外品としてメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ効果が認められています。くすみが気になる朝に使用すると、肌が明るく見える印象がありました。さっぱりとした使用感が好みの方に適しています。
Tタイプ(糖化タイプ)の特徴
Tタイプは化粧品に分類され、精製カミツレ複合エキス(ローマカミツレエキス、ゲンノショウコ花/葉/茎エキス、チョウジエキス配合)が特徴です。追加成分としてアミジノプロリンが配合され、潤いを与えてもっちりとしたハリ感のある肌へ導きます。
実際に使ってみると、とろみのあるテクスチャーながら肌になじむとサラッとした仕上がりになるのが特徴的でした。朝のメイク前に使用しても重たさを感じず、ファンデーションがよれることもありません。肌の糖化に着目した処方で、アミジノプロリンは保湿成分として肌に潤いを与えます。目元や口元の乾燥が気になる方におすすめです。美容雑誌『美ST』で「2025年下半期ベストコスメ大賞 保湿賞 1位」を受賞しています。
3タイプの違いを徹底比較

est ザ ローション EXの3タイプは、基本的な骨格成分は共通していますが、細かな違いがあります。実際に3タイプを使い比べた経験をもとに、配合成分、使用感、保湿力、そして分類の違いについて詳しく比較していきます。
配合成分の違い
3タイプの全成分を比較すると、基本的な成分構成はかなり似ています。どのタイプにも共通して、est独自開発成分「エクトビオシス」やその他の保湿成分が配合されており、高い保湿力を持っています。
最大の違いは、各タイプに配合されている植物エキスの複合成分です。Kタイプには精製ローズマリー複合エキスが角層に働きかけ、Sタイプには精製セージ複合エキスが配合されています。Tタイプには精製カミツレ複合エキスが肌に潤いを与えます。また、Sタイプには美白有効成分「L-アスコルビン酸 2-グルコシド」が、Tタイプには保湿成分「アミジノプロリン」が追加配合されているのも特徴です。
使用感・テクスチャーの違い
3タイプを実際に使い比べてみると、テクスチャーに微妙な違いがあることが分かります。Kタイプは手に出した瞬間、みずみずしさを感じる軽めのテクスチャーで、肌にスーッとなじんでいきます。なじんだ後は水分を与えられたふっくら感があり、手のひらで触れるとモチっとした感触があります。
Sタイプは適度なとろみがあり、浸透の速さが特徴です。肌内部に瞬時になじんでいく印象で、表面に水分感を残さずツヤだけが残ります。Tタイプはなめらかなとろみがありながら、肌に触れた瞬間すぐになじんでいきます。なじみ終わった後の肌はサラッとツルッとした仕上がりで、朝のメイク前に使いたくなる使用感です。
保湿力の違い
3タイプすべてに共通して優秀な保湿成分が配合されているため、基本的な保湿力はどのタイプも高いといえます。ただし、実際に使い比べてみると、保湿力に若干の違いを感じました。
Kタイプは3タイプの中で最も保湿力が高く、夜使用すると翌朝まで肌が潤っている印象があります。Sタイプは他の2タイプと比べて保湿成分の配合量が控えめに調整されており、さっぱりとした使用感です。ただし、共通して配合されている保湿成分が優秀なため、十分な保湿感は得られました。Tタイプは中程度の保湿力で、グリセリンの配合量を調整することでべたつきを抑えた設計になっています。しっかり保湿しながらも重たくならないバランスの良さが魅力です。
医薬部外品と化粧品の違い
est ザ ローション EXの3タイプのうち、Sタイプのみが医薬部外品、K・Tタイプは化粧品に分類されています。医薬部外品は厚生労働省が認めた有効成分が一定濃度配合されており、特定の効果効能を謳うことができる製品です。
Sタイプの場合、「メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ」という美白効果が認められています。実際に使用してみると、継続使用することで肌の明るい印象が続きました。一方、化粧品に分類されるK・Tタイプは、特定の効果効能を謳うことはできませんが、高機能な保湿成分が配合されており、肌に潤いを与えます。医薬部外品だから優れている、化粧品だから劣っているということではなく、それぞれの肌悩みに応じて選ぶのが良いでしょう。
あなたに合うのはどれ?肌質・悩み別の選び方

est ザ ローション EXの3タイプを実際に使い比べた経験をもとに、肌質や悩み別に適したタイプを紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったタイプを見つけてください。
乾燥が気になる方
乾燥が最も気になる方には、Kタイプがおすすめです。実際に使用してみると、3タイプの中で最も保湿力が高く、乾燥しやすい肌にしっかりと潤いを与えてくれる印象がありました。
特に秋冬の乾燥シーズンに使用したところ、朝つけた潤いが夕方まで続き、肌のつっぱり感が気になりにくくなりました。エアコンの効いたオフィスで一日過ごしても、肌の内側から潤っている感覚が続きます。精製ローズマリー複合エキスが角層に働きかけ、使い続けることでキメが整った印象になります。しっとりとした使用感でありながら、べたつきすぎない絶妙なバランスが魅力です。迷ったらまずKタイプから試すことをおすすめします。
くすみ・透明感が気になる方
くすみや肌の明るさが気になる方には、Sタイプがおすすめです。実際に使用してみると、朝のスキンケアで使用した際に肌が明るく見える印象がありました。
Sタイプは3タイプの中で唯一の医薬部外品で、美白有効成分「L-アスコルビン酸 2-グルコシド」が配合されています。この成分はメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ効果が認められており、継続使用することで肌の明るい印象が続きました。また、精製セージ複合エキスが肌に潤いを与えます。浸透の速さが特徴で、表面はさらっとしているのに内側は潤っている状態が続くため、重たいテクスチャーが苦手な方にも適しています。
ハリ不足・エイジングサインが気になる方
ハリ不足やエイジングサインが気になる方、特に30代後半以降の方には、Tタイプがおすすめです。実際に使用してみると、肌にハリ感が出た印象があり、目元や口元の乾燥が気になりにくくなりました。
Tタイプは肌の糖化に着目した処方で、精製カミツレ複合エキスが肌に潤いを与えます。また、アミジノプロリンという保湿成分が追加配合されており、肌をしっとりと保ちます。とろみのあるテクスチャーながら肌になじむとサラッとした仕上がりになるため、朝のメイク前にも使いやすいタイプです。美容雑誌『美ST』で「2025年下半期ベストコスメ大賞 保湿賞 1位」を受賞しており、アラフィフ世代を中心に人気があります。
べたつきが苦手な方
しっかり保湿したいけれど、べたつく使用感が苦手という方には、TタイプまたはSタイプがおすすめです。実際に両方を使い比べてみると、どちらもさっぱりとした使用感でありながら、しっかりと潤いが続く印象がありました。
Tタイプは保湿力を保ちながらグリセリンの配合量を調整することで、べたつきを抑えた設計になっています。なじんだ後の肌はサラッとツルッとした仕上がりで、表面に残らないのに乾きにくい状態を実現しています。Sタイプは3タイプの中で最もさっぱりとした使用感です。浸透の速さが特徴で、肌表面に水分感を残さずツヤだけが残るため、朝のメイク前や夏場の使用にも適しています。重ねづけしてもべたつかないのが魅力です。
実際の使用感レビュー

ここでは、実際にest ザ ローション EX 3タイプを使用した体験をもとに、それぞれの使用感を詳しく紹介します。朝と夜で使い分けたり、季節によって変えたりしながら、3タイプの特徴を実感しました。
Kタイプの使用感
Kタイプを手に出した瞬間、みずみずしく軽めのテクスチャーに感じられました。水分主体のローション感が強く、乳液のようなコクではなくサラッとした質感です。
肌にのせるとスーッとなじんでいき、頬からフェイスライン、首まで一気にケアできる使い心地があります。特に印象的だったのは、なじんだ後の「水分を与えられたふっくら感」です。手のひらで包み込むと、肌にハリ感が出た印象があり、モチっとした感触が得られました。夜のスキンケアでKタイプを使用すると、翌朝の肌がふっくらと潤っている印象があり、ファンデーションがなじみやすくなります。化粧水だけでも十分な潤い感が得られるという印象がありました。
Sタイプの使用感
Sタイプは手に出した時点で、Kタイプよりも少しとろみを感じる質感でした。シャバシャバしすぎない適度なとろみがあり、肌へのなじみの速さは3タイプの中で最も速く感じられました。
肌に触れると瞬時になじんでいく印象で、「乾いている肌へ一気に潤いを与えていく感覚」という表現がぴったりです。朝のスキンケアで使用したところ、肌が明るく見える印象があり、ファンデーションを塗った後の仕上がりも明るい印象になりました。仕上がりは表面に水分感をそこまで残さず、ツヤだけが残るタイプで、重ねづけしてもべたつきがありません。時短スキンケアにも適しており、忙しい朝でもストレスなく使えるのが魅力です。
Tタイプの使用感
Tタイプは見た目はS寄りのテクスチャーで、指先にとろみを感じます。しかし、肌に触れた瞬間すぐになじんでいく速さがあり、このギャップが印象的でした。
なじみ終わった後の肌は「サラッ&ツルッ」とした仕上がりで、朝のメイク前に使いたくなる使用感です。実際に朝使用してみると、ファンデーションがよれることもなく、メイクのりが良くなりました。表面に残らないのに乾きにくいという状態が続きます。夜に使用すると、翌朝の肌にハリ感が出ている印象があり、目元や口元の乾燥が気になりにくくなりました。とろみのあるテクスチャーながら、べたつかない使用感が魅力です。
まとめ:迷ったらKタイプから始めるのがおすすめ
est ザ ローション EXの3タイプを実際に使い比べた結果、それぞれ異なる特徴がありますが、基本的に高い保湿力を持っていることが分かりました。
Kタイプは3タイプの中で最も保湿力が高く、乾燥が気になる方や初めてestの化粧水を使う方におすすめです。保湿を重視した設計で、estの高機能な保湿力を実感できます。Sタイプはくすみや透明感が気になる方、美白ケアも同時に行いたい方に適しており、さっぱりとした使用感が魅力です。Tタイプはハリ不足やエイジングサインが気になる方、特に30代後半以降の方におすすめで、保湿力がありながらべたつきを抑えた使用感が特徴です。
どのタイプも価格は同じなので、自分の肌悩みや好みに合わせて選ぶことができます。迷ったらまずはKタイプから始めて、肌の状態や季節に応じてSタイプやTタイプに切り替えたり、使い分けたりするのも良いでしょう。
美容オタク兼OLをやっているsanaです♪
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